これからの注目は、メイショウベルーガでしょうか。
芦毛の牝馬が淀のターフで力強く躍った。
2番人気メイショウベルーガが鮮やかに差し切って、重賞初V。
池添は2週連続のGタイトル奪取で、06年ファルコンS以来となる
池添師との父子タッグでの重賞制覇を達成した。
1番人気トップカミングが3馬身差の2着、
3着には12番人気のレッドアゲートが入った。
◇ ◇
狙った獲物は逃さない。重賞ハンター・池添がメイショウベルーガを
駆って、淀のゴール板を先頭で突き抜けた。
年が明けても、ドリームジャーニーで有馬記念を制した勢いが陰る
気配はない。
シンザン記念のガルボに続いて、2週連続の重賞ゲット。
その手綱さばきはさえわたっている。
末脚を信じた。迷うことなく、道中は後方2番手のポジション。
「自分のペースを守って、走らせようと思った」と池添は
直線勝負にかけた。
3角でのゴーサインにはいつものようにズブさを見せたが、
エンジンが点火すると変身。芦毛の馬体は大外から一瞬のうちに
ライバルをのみ込んだ。
ラスト200メートルは独壇場。後続に3馬身の差をつける
圧勝で、ベルーガに初の重賞タイトルをプレゼントした。
「リズム良く走れたし、直線を向くときは“かわせる”と
思っていました。
抜け出す脚が速く、ソラを使っていたが強かった。
大きいところを狙える馬だと思う」。
充実著しい5歳牝馬に笑顔がはじける。
06年ファルコンS(タガノバスティーユ)以来、
約3年10カ月ぶりの父子タッグでの重賞奪取。
その強さに開口一番、池添師は「びっくりした」と驚きを隠さない。
「フワフワしていたのでどうなるかと思ったが、
競馬を覚えてきている。どこかで(重賞を)獲れると思っていた」
と成長した姿にほおを緩ませた。
昨秋のエリザベス女王杯では5着。
今年はさらなる飛躍を予感させる。
「オーナーと相談してからですね。賞金を獲得したのでどこでも
使える」と大舞台への選択肢も増えた。
また1頭、強い牝馬が淀で登場した。
【記事配信元:デイリースポーツ】
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